山椒の実

山椒の実は、長らく乾燥したものしか見たことが無かったけれど、生のものは緑色の小さな粒だと知った時には、茶色い実なのかと勝手に思い込んでいたのでちょっと意外だなと思った。あの香りとぴりりとした感じが「和」だなーと思う。

日本特有の植物かと思ったらアジアに広くあるらしい。日本では結構昔から何かと利用していたという記録が残っているそうだ。食用としては葉の部分(木の芽)を焼き物に添えられたり味噌和えにしたり、実の部分は佃煮にしたり、皮は七味唐辛子の材料になったり。

木はすりこ木にされるし、何から何まで利用価値がある。数年前、緑の実を佃煮にしてみようと、その季節に買って挑戦してみたけれど辛みが上手に抜けずに罰ゲームのような佃煮を作ってしまった。あれ以来ちょっと怖くて挑戦していないけれど、次のシーズンにはリベンジしてみようか。
  


Posted by q5cik383570. at 2013年10月19日16:31